FY2026 3Q Financial Results
2026年4月期
第3四半期決算
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決算説明動画の目次
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ご挨拶 1:46
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業績予想の修正について 3:09
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決算概要 4:18
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第3次中期経営計画・成長戦略 7:22
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Q&A 13:38
決算資料
決算発表に関するQ&A
AI・テクノロジー戦略
業務システムへのAIエージェント台頭による、ポジティブ・ネガティブ両面の影響は?
当社が蓄積してきた決済・EC・金融の商取引データとAPI基盤は、AIエージェントにとって最適な接続先となり、連携強化につながるポジティブな側面があります。一方でAIによるコスト代替の議論もありますが、物理的な決済端末や複雑なブランド審査・契約が必要な領域はソフトウェア(AI)のみでの置換が困難です。
当社は「AIに置き換えられる側」ではなく、低いチャーンレートを背景とした「AIに活用される側」のプラットフォームであると認識しています。
AIによる業界全体のディスラプト(創造的破壊)をどう考えるか?
データの占有を狙う他社に対し、当社は古くからAPIを公開しており、AIによるシステム連携の加速は追い風になります。低価格で高品質なサービスを提供する当社が、AIを活用して自社開発を試みる層からも最終的に選ばれると考えています。
生成AIによる大手クライアントのSaaS内製化リスクと、競合との差別化施策は?
数百種類の業種要件や税制対応を自社で継続的にアップデートするコストを考えれば、月額サブスクリプションを利用する方が合理的であり、内製化のインセンティブは低いと考えています。むしろAI活用が進むほど、データが蓄積された既存プラットフォームに乗る判断が増えると考えられます。中大規模店舗への対応力と、APIによる拡張性が他社との差別化要因です。
AIを活用したサービスについて、市場では他社が先行して提供している事例はあるか?
現時点では業務効率化のための活用が主流です。POSレジは業種ごとの深い専門情報が必要なため、AIだけで完結するには限界があると考えています。
売上高の下方修正の理由について。「SaaSの死」とも言われる市場環境下で、AIによる悪影響はあるか?
現時点でAIによるマイナスの影響は全くありません。置き換わりにくいプロダクトではありますが、外部環境の変化には十分に留意し、中長期の視点で経営を進めます。
特定施策・市場環境
プライム市場への区分変更申請について公募増資(PO)の可能性は?
流通株式比率は現時点で充足しており、POについては事業状況に応じて適宜判断します。
プライム市場への区分変更申請の具体的なスケジュール感は?
中計期間内の準備開始を予定しています。
免税方式変更(リファンド方式)の事業インパクトの規模と時期は?
2026年11月開始予定です。
当社の年間免税販売額約1,300億円に対し、1%〜2%の手数料を想定すると、13億円〜26億円の売上ポテンシャルがあると考えています。
ステーブルコイン(JPYC等)決済普及の影響は?
加盟店への振り込みスピード向上やコスト低減のメリットを研究している段階ですが、受け手側の対応も必要なため、事業への取り込み方を慎重に検討しています。
領域ごとの競合他社については?
- 【POSレジ領域における競合】
- 商談において比較対象として最も多く挙げられるのは、リクルート社の「Airレジ」です。ただし、クラウドPOS市場自体が今後も成長を続ける領域であるため、単なる競合というだけでなく、共に業界を拡大していくプレイヤーであると捉えています。
- 【決済領域における競合】
- 「Airペイ」や各種カード会社などが挙げられます。これらのプレイヤーとは、時には一緒に仕事をするパートナー(仲間)であり、時には競合として切磋琢磨する関係にあります。そのため、一概に「敵」と定義するのが難しい、共存共栄の側面を持つ業界構造であると認識しています。
「お店のOSファンド」の内容と、ARR計画への考慮は?
従来のCVC投資を「お店のOS」戦略に合わせてリネームしたものです。ARR目標は主にオーガニック成長で構成しており、本ファンドの成果は上振れ要素と捉えています。
「お店のOS」戦略の具体的な事業モデルとメリットは?
レジを基点に、決済・EC・勤怠・在庫管理・ミニアプリ等を統合したプラットフォームです。店舗のあらゆる業務システムが揃い、データが一元化されることで、「スマレジを入れておけば店舗運営が完結する」という価値を提供します。
消費減税への対応需要はどう見ているか?
過去の軽減税率のような大きな特需は想定していませんが、クラウドPOSへの買い替え需要は一定数発生すると見ています。
消費減税の需要は、来期の予算に織り込んでいるのか?
不確定要素のため来期予算には盛り込んでいません。
業績・投資・成長指標について
中計初年度の大きな投資は、利益やコスト面にどう影響するか?
過去と同様、赤字を掘るような投資は行わず、利益も増加していく計画です。営業利益率は安定する構造であり、特に利益貢献が大きい決済部門の成長によって、利益を担保しながら成長を継続します。
第3四半期の利益増は広告費減少による一時的なものか?ROIの経過は?
第1・第2四半期に一時的な費用が多かったことの反動です。広告効果はユニットエコノミクスを精緻に算定して管理しており、来期からは完全稼働できる見込みです。
来期以降の投資スタンスと利益成長の考え方は?
「積極投資」と掲げていますが、スタンスは数年前から変わっていません。販管費は微増する可能性がありますが、利益が落ちることはないと考えています。
2029年4月期のARR222億円達成に向けた内訳と成長イメージは?
詳細は非開示ですが、オーガニックな成長を主軸とし、免税対応やAI機能拡張などの要素を積み上げる計画です。
売上高の下方修正は一時的か?事業構造の変化が起きているのか?
機器の「買い切り」から「サブスク」への転換が想定の倍近い比率で進んだことが理由であり、これは一時的ではなく今後の継続的な傾向です。フロー収益は減りますが、SaaSとしての健全性は高まっています。
売上下方修正の一方で利益計画を据え置いたのは保守的な視点からか?
利益に関しては想定内であり、傾向に変化がないため修正の必要がないと判断しました。
営業・組織・採用
営業本部長就任後の取り組みと、AI活用による採用人数の見直しは?
「クロスセル(単価向上)の強化」と「現場マネジメント層の育成」に注力しています。採用については、AI活用による生産性向上を踏まえ、単なる人数増ではない適正な計画を立てていきます。
AIによる省人化はいつ頃、どの程度進む想定か?
カスタマーサポートではRAGの活用によりメール対応の生産性が倍増しており、チャット対応も同様の推移を見込んでいます。電話対応は一定数残るものの、全体として採用はかなり抑えられると考えています。
中大規模顧客の増加に伴い、営業スタイルを見直す必要はあるか?AIを活用したサービスで他社が先行している事例はあるか?
見直す必要があります。複雑なシステム連携要件に対応するため、専任体制の拡充と高度なシステム理解力が求められます。
機器サブスクの普及状況は?
具体的な水準は非開示ですが、新規開業のお客様を中心に親和性が高く、転換が進んでいます。