FY2022 1Q Financial Results
2022年4月期 第1四半期決算

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決算説明動画の目次

最初から再生
  • 新型コロナウイルスによる影響について 1:28
  • 決算概要 2:55
  • 事業の状況について 8:21
  • 中期経営計画の進捗について 15:30
  • KPIサマリーについて 26:33
  • Q&A 27:33

決算説明会のQ&A

自動釣銭機の供給不足による影響はどの程度でしょうか?

自動釣銭機は他の機器類と比較して単価が非常に高く、毎月数千万円規模の売上がありました。機器を製造する半導体工場で火災が発生したため、メーカーより自動釣銭機の供給が不足するという連絡をうけ、今期は自動釣銭機の売上がなくなるという前提で計画を立てました。ですが、早めに在庫確保に動いたことも功を奏したのか、例年通りとはいかないものの、想定以上の売上を確保することができました。
今後の自動釣銭機の供給体制については、メーカーより「解消していく」と聞いています。しかし世界的な半導体不足はまだまだ懸念される状況ですので、その他の関連機器(iPadやレシートプリンターなど)が枯渇していく可能性はあります。当社としては、これらの機器についても在庫を多めに確保しながら、販売の機会損失を生まないよう対策を講じていきます。

第2四半期以降でより投資を大きくしていく計画ですか?期によって投資額は変化しますか?

第2四半期以降で徐々に大きくしていく計画です。特に、広告宣伝費がどんどん増えていく見込みです。テレビCMだけでなく、ラジオやテレビ番組、イベント等も企画を進めていますので、かなり膨れてくると思います。また、採用も進めていますので、下期に向けて人件費も少しずつ増えていくとみています。
期ごとの投資額ですが、今期初めて大きく広告宣伝費を使おうとしていますので、その結果を見て来年度、再来年度とどう増やしていくかを決めたいと考えています。

「スマレジ・タイムカード」のアップデートをお願いします。

KPIサマリーは、年に一度、通期決算のタイミングで開示とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
※2021年4月時点のKPIサマリーはこちら

競合も多い中、「スマレジ・タイムカード」の今後の展開を教えてください。

勤怠管理や給与計算、人材管理など、すでに多くのサービスが存在しています。その中でスマレジの強みを生かそうと考えると、スマレジの利用者である「店舗運営者様」にとって便利にお使いいただけるようエッジを利かせることが有効だと考えており、そのためのアップデートを準備しています。
今後順次、スマレジとスマレジ・タイムカードのクロスセルを推し進めていきたいと考えています。

有料店舗率の向上はなにか施策を講じた結果ですか?また、今後も有料店舗率を伸ばす計画ですか?

顧客獲得施策を変えたことが、一番大きな要因だと考えています。従前は、まずは無料プランで試してみてくださいという訴求でしたが、現在はまずお問い合わせいただくことを目的とした訴求方法に変更しております。はじめに各事業者様の運用をヒアリングしやりたいことやお店のオペレーションに則した使い方をご説明することで、最適なプランをご契約いただくという流れにシフトしています。これにより、有料プランをご契約いただく方が増えたのではないかと推測しています。
大切なのは、「運用に則した使い方を正しく伝える」ことだと考えています。スマレジは無料プランで使える機能も多く、プラン内の機能で足りる方はそのまま無料プランをご継続いただければと考えております。と同時に、有料プランでもより良い便利な機能を多数ご用意しておりますので、実際の店舗運用にあったプランをお選びいただき、どんどんご活用いただけたらとても嬉しく思います。(スマレジの料金プランについてはこちら

アプリマーケットの売上など、開示できるものがあればお願いします。

スマレジ・アプリマーケットの収益はレベニューシェアとなっており、流通額に対して、スマレジが30%の手数料をいただく仕組みです。リリースからまだ1年程度で売上高も小さく開示するほどのボリュームではありませんが、スマレジの取り分で見た時に月間で数十万円程度を推移しております。
アプリマーケットの進捗は、IRニュースレターにて毎月発行の「スマレジMonthly Report」でもお伝えしておりますので、ぜひご覧ください。

アプリマーケットで今後強化したいアプリのジャンルはありますか?

実際に開発をするのはパートナーの方のためあまり当社でコントロールできることもないのですが、注目しているのは「Eコマース連携」です。コロナ禍の影響で、「実店舗」よりも「ネットショップ」で買い物をする機会がかなり増えてきています。日本ではAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、さまざまなECサイトがありますが、店舗運営者から見ると複数のサイトに出品をする場合、それだけ在庫管理などの手間が増えていることが想定されます。そこで、スマレジが複数のECサイトを一元管理するような役割を果たすことができればと考えています。
スマレジは小売店向けの在庫管理機能が充実している自負がありますので、Eコマースや実店舗など、販売の『面』が増えていく中でも便利にご活用いただけるような機能拡充に注力できればと思います。
それ以外にも、一つひとつは小さな機能であっても、業種・業態ごとの細かな要望を叶えるニッチな機能をたくさん集めることで、結果的にスマレジを利用する店舗様に便利だと思っていただけるようなアプリが数多くリリースされることを期待しております。

コロナ禍で福岡天神ショールームの出店に踏み切った意図や今後の出店計画を教えてください。

福岡はもともとフランチャイズで展開していましたが、北九州エリアの商圏が大きいこともあり、1年以上前から直営店舗の出店を計画していました。コロナ禍で一旦中断していましたが、今期は中期経営計画の初年度でもありこれからアクセルを踏んでいこうというタイミングでしたので、出店を実行しました。
今後の出店計画ですが、乗降者数の多い主要ターミナル駅を中心に、例えば東北など、まだショールームのないエリアも含めて出店を検討したいと考えています。現在計画しているのは主に東京エリアです。東京はお客様がとても多いので、例えば渋谷駅や東京駅の周辺でも物件を探していますが、具体的な出店時期はまだ決まっていません。
ショールームはコンパクトな規模感を想定しています。シェアオフィスなども活用しながら、まずは小規模で試してみて、もしうまくいかない場合にもすぐに退店できるよう、フットワーク軽く進めていければと考えております。

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