株主・投資家の皆様へ(2026年)
第21期定時株主総会 招集通知より
株主の皆様には、日頃より格別のご支援とご厚情を賜り、誠にありがとうございます。代表取締役の宮﨑です。
第20期定時株主総会をもって経営体制を刷新し、「次の10年」に向けた歩みを始めてから、はや1年が経ちました。この1年は、当社にとって多くの「節目」を迎えながら、さらなる高みへと踏み出した躍動の1年となりました。
第21期(2026年4月期)の業績は、連結売上高133億45百万円(前期比+20.6%)、営業利益32億16百万円(同+35.2%)と、13期連続増収、4期連続増益を達成いたしました。
ARRも110億55百万円(同+27.4%)と力強く成長しており、2025年11月末時点でARR100億円の突破を達成しました。これは当社が第2次中期経営計画で掲げていた年度目標を半期を残して前倒し達成したものであり、統合型店舗支援SaaSとして国内市場に深く浸透しつつあることの証左と受け止めています。
POSから、
へ

店舗のデータを開かれた形にし、AIの時代にこそ価値を増す
当社は「OPEN DATA, OPEN SCIENCE!」を経営理念に掲げ、店舗のデータを開かれた形にし、誰もが活かせるようにすることを使命としてまいりました。第21期は、その理念の真価が試され、そして確かめられた1年でした。生成AIの急速な進化は、ソフトウェア産業全体、とりわけSaaSという業態そのものに、「その価値は本物か」という根源的な問いを突きつけました。当社もその例外ではありません。
スマレジはPOSレジに始まり、在庫管理、勤怠・給与計算、CRM、EC関連サービスへと、店舗運営に必要な業務を一つの基盤に統合してまいりました。さらに早くからAPIを公開し、多くの開発者・事業者の皆様に、長く、深くご利用いただいてきました。
現在、当社プラットフォーム上では年間30億回を超えるAPIコール※が行われています。外部連携の広がりにより、店舗からの一次情報が一つに集まる構造が出来上がっています。早くからデータを開いてきたこの蓄積は、AIが最も活かしやすい資産であり、AIの時代にこそ価値を増す、当社最大の強みです。
AIは、この資産を脅かすものではなく、増幅するものだと考えています。重要なのは、お店の皆様にお届けする価値そのものが、AIによってどれだけ大きくなるか。第21期は、組織もプロダクトもその実現に向けて舵を切り、お客様への提供価値を一段と高める手応えを得た1年となりました。
そして当社は、新たな中期経営計画として「POSからOSへ」を掲げます。多角化してきた店舗業務を、AIとともにより深く統合し、これまで以上に大きな規模のお客様へと事業を広げてまいります。
年間APIコール数
30億回超
※APIコール:
外部システムやアプリケーションが、スマレジのデータや機能を利用するために、スマレジのシステムへ送信するリクエストのこと。
第二の柱、フィンテックへ
「お店のOS」を貫く共通言語は、データです。とりわけ重要になるのが、お金の流れです。当社は決済を含むフィンテック領域を当社第二の柱と位置づけ、次の中期経営計画の3年間で、その基盤を築いてまいります。これは、店舗を支えるソフトウェアの提供者から、店舗の「お金」そのものを担う存在へと、当社が一歩踏み出すことを意味します。
株主の皆様におかれましては、引き続き温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年7月
代表取締役 宮﨑 龍平
経営メッセージの軌跡
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2026年 第21期
NEW ARR100億円を突破。新たな中期経営計画として「POSからOSへ」
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2025年 第20期
創業20周年、代表交代で新体制へ。初の配当を実施
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2024年 第19期
ARR実績が計画を大きく上回る。買収した決済事業が黒字化
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2023年 第18期
第2次中期経営計画を始動。市場細分化戦略とEC事業者へのアプローチを打ち出す
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2022年 第17期
決済会社の取得で決済事業を強化。当初計画を上回るARRを達成
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2021年 第16期
スマレジ立ち上げ10周年。「スマレジ・アプリマーケット」でプラットフォーム化を始動
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2020年 第15期
軽減税率対策補助金によるPOSレジ特需とコロナ禍が交錯