2022年4月期
第2四半期決算
決算説明動画の目次
-
新型コロナウイルスによる影響について 1:47
-
決算概要 3:20
-
事業の状況について 9:09
-
2022年4月期 業績の見通し 10:49
-
中期経営計画の進捗について 15:59
-
Q&A 22:13
決算資料
決算説明会のQ&A
M&Aの対象分野を教えてください。さらなる成長に向け、現状欠けているピースはなんでしょうか。
多角化する事業フェーズではないため、客数増加、または客単価向上のM&Aが考えられます。客数増加を目的にする場合、同業他社が当てはまります。客単価向上では、スマレジユーザーにとって便利なサービスを提供する企業、例えば顧客管理や小売店向け発注仕入など、スマレジを補完するようなサービスをお持ちの会社が対象になります。
加えて、年々エンジニア採用の難易度が上がってきていますので、人材を獲得するという目的でシステム開発会社も対象として考えております。
S&M投資の効果として、顧客の反応等なにか成果があれば教えてください。
テレビCMやラジオは効果測定が難しいのですが、ショールームで実施するお客様アンケートで「テレビCMを見て予約した」という声があると聞いております。現時点では、商談数への影響はまだ限定的です。
今期の売上にも大きくは効果を見込んでおらず、中期経営計画2年目となる来期以降で徐々に効果が表れてくると考えています。
アプリマーケットで、ユーザーからの反応が良いアプリを教えてください。
これまでのところでは「キッチンモニター」が好評です。ファストフード店のように、レジで受けた注文をキッチン内のモニターに表示させることができます。その他、注目を集めているのは「LINE」との連携系アプリです。
ユーザー向けのオンラインセミナーを継続開催していることも功を奏していると考えられます。
スマレジは小売業界で強いと思いますが、飲食店向けを強化する打ち手はありますか。(例:オーダーエントリーシステムのリニューアルやアプリマーケットでのデリバリー連携強化、セルフレジ・食券機の強化など)
飲食店は業種・業態はかなり細分化されており、店舗からの要望も多岐に渡ります。例えばラーメン屋さん。多くの店舗で券売機が設置されていますが、券売機の種類もたくさんあります。それらすべてに対応することは難しいのですが、対応機種は今後も増やしていきたいと考えています。
また、スマレジ・アプリマーケットで「Uber Eats LINK」以外のデリバリー連携が登場することを期待しています。業界ごとのニッチな要望に応えるソリューション(アプリ)が増えていくことを願っています。業界特化の機能は、社内開発ではなくアプリマーケットを通じて強化を図っていきたいところです。
カスタマーサクセスによる有料店舗数およびアクティブ店舗数の増加について詳しく教えてください。
まずは、そもそものアプローチを見直しました。数年前まではとりあえずダウンロードしてもらうことを主眼においていましたが、使用方法が分からないと継続されず、すぐにやめてしまいます。その反省を活かし、直近数年はまずお問い合わせいただくアプローチに変更しています。
店舗ごとの課題をヒアリングし、有料プランを中心に最適なご提案を心掛けています。オンラインでご契約されるお客様に対してはサポートチームが簡単なレクチャーをするなど、使い始めを丁寧にフォローアップすることで継続的利用を促すよう努めています。
また、スマレジではカスタマーサクセスを自社で内製しており、大部分が正社員で構成されています。一般的にコールセンターは外注が多い傾向にありますが、社員が担当することで、ノウハウも蓄積されモチベーションも高く維持することができます。今ではお問い合わせに対して個別提案ができるレベルに達しており、スマレジならではの強みとなっています。