Smaregi People
ソフトウェアとインターネット技術を通じて、世の中をより良くする。

株式会社スマレジ 代表取締役 山本 博士HIROSHI YAMAMOTO
PROFILE
2003年よりITエンジニアとして多数の業務システム開発に従事。これまでに関わった開発は、金融・通信・物流・保険・製造・サービスなど多岐に渡り、アプリコンテスト審査員や書籍執筆なども経験。

スマレジの企業理念を教えてください。

僕自身は元プログラマーで、ソフトウェアを作ることがすごく楽しくて、その延長線上で現在この事業を営んでいます。

そのため、スマレジは、何かモノやサービスをつくってお客様に使ってもらう、喜んでもらうことを目的とした会社になっています。

スマレジの企業理念は「いい未来をつくる」としています。未来を創造するのは私たち一人ひとりだという自覚を持ち、スマレジのようなソフトウェアとインターネット技術を通じて、世の中をより良くしていきたい、そういう想いを込めて理念を掲げています。

スマレジの事業内容について教えてください。

主にビジネス向けのソフトウェアを作って販売しています。

社名にもなっているスマレジは、低価格かつ高機能なPOSレジのアプリです。小売やアパレル、それから飲食店など多くの業態に応える機能を持ち、小規模店舗から大型チェーン店までご利用いただいています。

データはクラウドで一元管理していますから、時間や場所を選ばないリアルタイムな売上分析を実現しています。

商品の企画・開発、マーケティング、そして販売、アフターサポートまで、一貫して社内で行う体制で、日々お客様の声をもとに商品の改良に努めています。

山本 博士
山本 博士

スマレジのこれからの取り組みについて教えてください。

未来への取り組みとしては、3つの構想があります。

販売データの保有量で日本一を目指す。

まず1つ目は、販売データの保有量で日本一を目指します。

スマレジは今、毎月400億円以上の取引データ(POSデータ)を処理しているのですが、今後はPOSレジだけではなく、ネットショップやBtoB取引、券売機など、さまざまな商取引について単一のフォーマットで管理していくことで、スケールメリットによるさらなる低価格化を実現しながらも、お店個々では収集できないデータの特徴を見つけ出して、お店にフィードバックしていきたいと考えています。

これが実現すれば、たとえば個人商店さんのような小さな規模のお店でも、膨大なデータに基づく分析結果を指標にして経営判断ができるようになります。

キャッシュレス化を促進し、経済発展に貢献。

2つ目は、キャッシュレス化の促進です。

交通系ICをはじめ、キャッシュレス化は私たちの暮らしの中にどんどん浸透しており、その便利さを身を持って体験するようになってきました。お店にとっても現金の取り扱いは手間のかかる業務ですから、キャッシュレス化を中心とした効率化を積極的に推進していきたいと思っています。

また、インバウンド・ビジネスでも外国人が手軽に買い物できるように配慮して、更なる訪日客の呼び込みへと繋げていきたいと思います。取引活動の効率化と外国人を含む消費者の利便性向上、この両方を目的にキャッシュレス化を促進していきます。

中小企業者様向けの業務システムを提供し、ICTの利用を促進する。

3つ目は、中小企業者様向けの業務システムを幅広く提供していくというものです。

スマレジのようなタブレットとクラウドを組み合わせた情報システムは、堅牢で高機能でありながら手軽に利用できるという強いメリットがあります。これを、POSレジだけではなく、勤怠管理、顧客管理、労務管理などに応用して、幅広くシステムを展開していきたいと考えています。

私たちがスマレジで培ってきたノウハウを積極的に横展開することで、IT化が進み、企業がより事業に集中できるようになることを目的としています。

この3つの取り組みを、今後3年から5年の間に実現したいと思っています。

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