
Smaregi People
お客様の要望とエンジニアの提案で進化する「スマレジ・タイムカード」



スマレジ・タイムカードを開発したきっかけを教えてください。
そもそもは、スマレジのお客様から「シフト管理機能が欲しい」という要望があって作成することになりました。その際に「どうせ作るなら販売しよう」ということで、ウェブサービスとして提供する流れになりました。
スマレジ・タイムカードはどのようなコンセプトで開発が行われていますか?
お客様からいただいた要望に、いち早く対応していくことをコンセプトにしています。自社開発なので、営業やカスタマーサポートからの連絡などもすぐに伝わり、迅速な対応ができます。
スマレジタイムカードの開発には何名ぐらいのスタッフが関わっているんでしょうか?
開発をしているのは主に3名です。それ以外に、UIを検討したり、テストを実施するスタッフを含めると全部で8名ほどになります。

スマレジ・タイムカードのアップデートで、こだわっている点はどこですか?
日々進化しているサービスであることをお客様に伝えるために、定期的なアップデートを心がけています。
開発中に苦労した点はどんなところですか?
専門性が高い給与計算や税金関連の機能の実装です。失敗は許されないので、いつも以上に慎重になりました。
サービスをより便利にするために、新しい機能を考える時が苦労しますね。使いやすさを第一に考えて、より便利な機能を取り入れていく。サービスをもっと良くしたいという気持ちを持って取り組んでいます。
健康保険料を自動で控除してくれる機能があるんですが、そういった「かゆいところに手が届く機能」と「パッと見た時のとっつき易さ」がどうしてもトレードオフになってしまう点は、いつも難しいなと感じています。
税金計算などはどうのようにして学んだのですか?
国のホームページ見て、ひたすら法制度について勉強しました。もちろん、ファジーな部分は税務署に電話したり、社労士の人に質問するなど、専門家の力も借りています。

スマレジ・タイムカードで勤怠管理を行うメリットは何でしょうか?
タイムカードは僕らも使っているサービスです。シンプルな勤怠管理サービスとしても便利ですが、有給休暇申請や打刻忘れなどの勤怠の修正申請を簡単に行えるところは、特に便利だと感じますね。
継続的なアップデートの背景にはどんな思いがあるのでしょうか。
アップデートそのものを意識しているというわけではありません。「こんな機能があるともっと便利になるよね」とか、「この機能がないのはおかしいんじゃない」という当たり前の要求を、1つひとつ満たしていくことを意識しています。それらを1つひとつ満たしていくことが、自然と継続的なアップデートに繋がっています。
タイムカードが普及した理由は何だと考えますか?
弊社としては初の試みだったフリーミアムモデルを採用したことです。それから広く知られるようになりました。


スマレジ・タイムカード開発のやりがいを教えてください。
エンジニアからもどんどん意見を提案していけるところですね。スマレジ・タイムカードは、最初は「勤怠管理」がメインでしたが、「税計算」や「社会保険の計算」ができれば、「給与計算」としても活用できるのではないかと考え、それを提案したことで『スマレジ・給与計算』という新しいプロダクトも生まれました。
スマレジ・タイムカードの今後の展開は?
まずは既存のお客様に対して横展開の便利なサービスを提供するとともに、スマレジPOSへのシナジーを生み出せれば...と考えています。